アートマイムとは?
【アートマイムについて】 【オーガニックマイムについて】

2012/04/30 JIDAI Organic Mime
動画
http://www.youtu be.com/watch?v=wYKjp-JVwGY&feature=youtu.be


【アートマイムについて】  一般的にマイム(パントマイム)といいますとフランスのエティエンヌ・ドゥクルー(1989〜1991)を源流とする記号的・ジェスチャー的マイムでありますが、ポーランド演劇界・マイム界を語る際に欠かせないヘンリック・トマシェフスキ(1919〜2001)主宰「ブロツワフ・パントマイム・シアター」のトップスターであったステファン・ニジャウコフスキ(1945〜)が、内面を身体化するマイムを作り上げました。マイムを普遍の芸術として確立したのです。 このジェスチャー的ではなく内面を身体化するマイムをアートマイムと定義し、それは日本でよく見られるジェスチャー的マイムの表面的なテクニックだけを模倣したり取り入れたりしたものではなく、また単にセリフを使わない無言劇といったものでもなく、もっと純粋に、人間性にこだわり、人間そのものの存在を一番に考えた、内面が身体であり身体が内面であるマイムこそが、真に表現としてのマイムということです。 そのような純粋なパントマイムでは衣装や音楽、照明の力を借りずとも、演者の肉体と内面・精神だけで成り立つ力を持っており、また、そうでなくてはならないと考えます。 このようなアートマイムの卓抜した身体・肉体表現は、言葉、人種の壁を軽々と超え、人間本来の感情や精神性といったものを増幅して目に見せる力を持ち、それは同時に、このマイムが演技、踊りといった身体表現全てにおける土台かつ、ある種の到達点ということにもなると考えます。 この古くも新しい身体表現はあらゆる芸術分野、哲学、文学、音楽などに大きな影響を与えるにとどまらず、このマイムに触れることによって人間性を見つめ平和を希求する人が増えることが期待されます。       【オーガニックマイムについて】   ステファン・ニジャウコフスキのアートマイムと日本舞踊を礎にした、ダイナミックかつ繊細で感情と動きが溶け合うマイムとしてJIDAIが2010年より主宰している。 “オーガニック”とは有機的なつながり、生命を意味し、それは「全てはひとつ」であり、身体は部分の集まりではなく、全体の中に部分があり、その部分同士が有機的につながり、心と身体の関係も同様に、分離したものではなく有機的につながったひとつのものであるという考えに基づきます。                                    

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